巨人ドラ2、慶大・萩尾が東京六大学3冠王 戦後16人目、過去には高橋由伸も達成
慶大では2019年秋の郡司裕也以来となる史上7人目
東京六大学野球の秋季リーグは6日に全日程を終了し、10月のドラフト会議で巨人から2位指名を受けた慶大・萩尾匡也外野手が打撃3冠に輝いた。打率400、4本塁打、17打点をマークし、2021年秋の早大・今井脩斗内野手に続いて戦後16人目の快挙を達成した。
萩尾は2年春にリーグ戦デビューし、3年時からレギュラーに定着。4年春には5本塁打、17打点で打撃2冠を手にした。今季も絶好調で、試合前の時点で打率.404でトップを走っていた。この日の試合では8回の第5打席で右前打を放つなど、3打数1安打2四死球で打率を.400とした。
しかし試合は早大に敗れて勝ち点を献上。優勝を逃し、試合後には涙を流した。試合後には「この秋が始まる前に、3冠をとりたいと思っていて、それができたのは良かったですけど、僕はそれ以上に勝ちにつながる一打を打ちたいと思っていた。そこが最後できなかったのは、次のステップに繋げていきたいと思います」と目を赤くしながら語った。
東京六大学リーグでの打撃3冠には、過去に岡田彰布(早大・1978年秋)、高橋由伸(慶大・1996春)、鳥谷敬(早大・2001年春)ら後にNPBで活躍した選手らも輝いている。慶大からは郡司裕也(2019秋)以来、7人目となった。
(Full-Count編集部)
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