春季キャンプから躓いたドラ1、6人中4人が1軍出場なし…最下位中日、ルーキーの現実
ドラ1ブライトは春季キャンプからつまずく
最も存在感を放ったのは、言わずもがな鵜飼。広い本拠地もモノともせず、逆方向のスタンドに叩き込むパワーは和製大砲への期待を膨らませた。ただ、負傷離脱などで2度の登録抹消を経験。結果的に4本塁打で終わったが、シーズン後の秋季教育リーグ「みやざきフェニックス・リーグ」では覚醒の兆しを見せた。
単独の1位指名となったブライトは、キャンプから出遅れ。結果的に1軍デビューは果たせず、2軍でも打率2割台前半に終わった。同じ外野手の6位・福元は1軍で1試合にとどまった。ただ、こちらもフェニックス・リーグで存在感を放っており、来季のブレークが期待される。
6人中ただひとりの投手だった3位の石森は、1軍登板なし。春季キャンプでは周囲から高評価を受けていたが、分厚いリリーフ陣に割って入ることはできなかった。4位・味谷、5位・星野の高卒コンビはファームで経験を積む1年となった。
低迷からの脱却には、新戦力の躍動は不可欠。今年のドラフト会議では支配下で投手2人、内野手4人、捕手1人の計7人を指名。ルーキーイヤーから1軍戦力となれるか注目される。
(Full-Count編集部)