吉田正尚にオススメは“ヤンキース” FAジャッジの去就に関わらず「チームにフィット」
間もなくポスティングか「今後2週間で正式発表の見込み」
今季、オリックスの主砲として26年ぶりの日本一に貢献した吉田正尚外野手について、MLB公式サイトはポスティングでのMLB入りが濃厚と伝えている。情報筋の話として、2週間以内に正式発表されるとした。さらにその場合、獲得の筆頭候補として、名門ヤンキースの名を挙げた。今季62本塁打したアーロン・ジャッジ外野手が現在FAとなっているものの、その再契約の動向に関わらず注目されている能力があるという。
MLB公式サイトは複数の情報筋からの話として、吉田正がMLB移籍に向けて進んでいると伝えた。さらに、吉田正が日本シリーズ第5戦で放った劇的なサヨナラ本塁打の動画が「野球愛好家の中では、SNSで拡散された」としている。
記事は吉田正のことを「NPBではほとんどのことをやり切ったヨシダに新たな挑戦が待っている」と紹介。「複数の情報筋によれば、バファローズはこのオフにMLBチームがヨシダを獲得できる状態にする可能性が高まっており、今後2週間で正式な発表がある見込みだ」と、間もなく球団がポスティングに踏み切ると示唆している。
さらに「左翼の守備も堅実で、ヨシダはこの冬ヤンキースが外野手として今後検討する候補の一人。ヨシダの打撃実績と、ヤンキースがリードオフを必要としていることから、今後がFAのアーロン・ジャッジと再契約するかとは関係なく、ヤンキースのチーム構成にフィットする可能性がある」と指摘している。
今季ヤンキースの外野はジャッジとジョーイ・ギャロ、そしてアーロン・ヒックスが占めた。ヒックス以外の2人はオフにFAとなっている。さらに出塁率.357のDJ・ルメイヒューが1番打者を務めることが多かったものの、他の選手の出塁率は軒並み3割台前半以下だ。今季.447、NPB通算でも.421という高い出塁率を誇る吉田正の選球眼が、注目を集めているようだ。
(Full-Count編集部)