覚醒の兆しも…戦力外で岐路の“元有望株” 4年前に2桁HR、救援で台頭のドラ1も

ヤクルト・寺島成輝、楽天・内田靖人、中日・佐藤優(左から)【写真:荒川祐史】
ヤクルト・寺島成輝、楽天・内田靖人、中日・佐藤優(左から)【写真:荒川祐史】

楽天・釜田は1年目から7勝を挙げるも…

 今季も12球団で戦力整理が敢行され、100人を優に超える選手に戦力外が通告された。プロの壁にはじき返されて短命に終わった選手がいる一方、一時期ブレークの兆しを見せながら波に乗れずに岐路に立った面々も。プロの世界で生き続ける難しさを物語っている。

 2011年ドラフト2位で楽天に入団した釜田佳直投手は、高卒1年目から20試合に登板して7勝4敗、防御率3.28をマーク。しかし、翌2013年以降は故障にも苦しみ、2014年にはトミー・ジョン手術を受けた。2016年に再び20試合に登板して7勝5敗と復活の兆しを見せたが、登板数も白星もそれ以降上回ることはできなかった。

 同じ楽天では、2013年ドラフト2位の内田靖人内野手がプロ5年目の2018年に12本塁打をマーク。和製大砲誕生の期待が高まったが、翌2019年はわずか2試合出場に。9年間で20本塁打にとどまった。

ヤクルト2016年ドラ1寺島は4年目に救援で30試合登板も…

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