元日ハム・バースがブルージェイズ残留へ 35歳でキャリア最多登板、米メディア進化絶賛
球団が年4億3600万円で来季オプション行使の見通し
元日本ハムのアンソニー・バース投手がブルージェイズに残留する見通しとなった。米最大の移籍情報サイト「トレード・ルーマーズ」は、球団が年俸300万ドル(約4億3600万円)のオプションを行使する見通しだと伝えている。
バースは今季、マーリンズでシーズンをスタート。45試合で2勝3敗、防御率1.41という成績を残し、ブルージェイズにトレードされた。移籍後も28試合に投げ2勝0敗、防御率1.75。今季は通算で70回1/3を投げ、イニングを超える73個の三振を奪っている。
記事は「試合の中盤に効果的な投球をするバース級の投手にしては控えめな額」と、この契約のお買い得ぶりを紹介。さらに「この5年間、バースは防御率が毎年4点未満で、2019年以降については毎年25イニング以上を投げてきた」とタフネスぶりを称賛。さらに35歳となった今季はキャリアハイの73試合に投げ、奪三振率26.5%に対して与四球率はたったの7.3%だったことを紹介している。特にトレード期限に移籍してからの直球は、平均95マイル(約152.9キロ)を記録した。
バースは2016年に日本ハムでプレー。37試合に投げ8勝8敗6ホールド、防御率3.65の成績を残した。広島との日本シリーズでは5試合にリリーフし3勝、チームの日本一に大きく貢献している。
(Full-Count編集部)