藤浪晋太郎はMLB球団の「需要は高い」 豪腕代理人が自信「条件満たす選手の1人」
ボラス氏「先発投手は、速球とスプリットがある選手を好む」
ポスティングシステムを利用してのメジャーリーグ移籍を目指す阪神・藤浪晋太郎投手の代理人スコット・ボラス氏が9日(日本時間10日)、米ネバダ州ラスベガスで行われているGM会議で取材に応じ、移籍への自信をのぞかせた。
今オフの移籍市場について、ボラス氏は「先発投手は、速球とスプリットがある選手が好まれる。条件を満たす選手はガウスマン(ブルージェイズ)、ウォーカー(メッツからFA)と少ない」と分析。その点、藤浪については「速球とフォーク(スプリット)がある選手の1人だ」と述べた。
藤浪は今季2年連続で開幕投手を務めるも、3勝5敗と黒星が先行し、防御率3.38だった。ただ8月の防御率は1.65と、シーズン終盤にかけては復調ぶりを発揮。ボラス氏も「シーズン最後の4か月は抜群だった。スプリットと速球の制球が向上した。需要は高いだろう」と期待する。
今後の予定については「まず、いつポスティングを行うか、所属するチームと相談しなければいけない。その後に、渡米するだろう」と示唆。今後の動向が注目される。
(Full-Count編集部)