グラブの手入れは“から拭き”と月一のオイル塗り 修理のプロが勧める簡単メンテナンス

オイルの付け過ぎは逆効果 「革のポテンシャルを信じる」

 グラブの手入れはクリーナーを使って時間をかければ、よりきれいに汚れを落とすことができる。誤解されているのが、オイルの使用法。グラブの手入れには毎回オイルを使うと思っている子どもや保護者は少なくないが、オイルはグラブが乾いた時だけでいい。石川さんは、こう説明する。

「グラブの革自体に油があります。オイルを塗りすぎると、人間で例えるならお風呂にずっと入ってふやける状態なので、革が破れやすくなってしまいます。オイルを塗る目安は月に1回。革のポテンシャルを信じて、お手入れするのがいいと思います」

 オイルを塗る前は、必ずクリーナーで汚れを落としてグラブを乾かす。汚れが残っているとオイルでコーティングしてしまい、グラブが重くなったり、劣化したりする。石川さんは「やり方は人それぞれ」とした上で、自身はオイルを手で塗っていく。塗り過ぎは逆効果で、ベタベタしない程度で十分だという。オイルをグラブによりなじませたい場合は、熱を発するイメージでブラシを速めに動かす。

 専門にする修理の他にも、手入れや型付けの仕方も子どもたちや保護者にアドバイスしている石川さん。グラブに愛着を持って、長く使ってもらうために、技術や知識を惜しみなく伝えている。

【動画で実践】グラブの専門家・石川能さんが実演 グラブの寿命を延ばすお手入れ方法

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