エ軍バーランダー獲りは「興味深い」 年俸40億円超え予想も…大谷翔平との共闘を米指摘

アストロズのジャスティン・バーランダー【写真:ロイター】
アストロズのジャスティン・バーランダー【写真:ロイター】

MLBネットワーク・モロシ記者「バーランダーにとってエ軍は非常に興味深い移籍先」

 大谷翔平投手が所属するエンゼルスは、通算244勝右腕ジャスティン・バーランダーの新天地候補に挙がっているようだ。MLBネットワークのジョン・モロシ記者は「バーランダーにとって、エンゼルスは非常に興味深い移籍先」と伝えた。

 3度目のサイ・ヤング賞受賞が有力視されるバーランダーはアストロズとの来季年俸2500万ドル(約36億円)を破棄。FA市場へ参戦した。実績抜群のバーランダーがエンゼルス入りすれば……。モロシ記者は「スター選手たちを考えてみてください。バーランダー、オオタニ、トラウト、レンドンです」とスター揃いになることを指摘した。

 ミナシアンGMは大谷をトレード放出しない考えを示している。「(バーランダー獲得で)多くの出費を要することになるでしょうが、少なくともオオタニをシーズン序盤までキープし、今チームの再建に乗り出さないのであれば、ポストシーズンに導いてくれるような強力な援護ができる選手たちをオオタニの周りに据えることに全力を注ぐべきだと思います」とモロシ記者は言及した。

 右肘のトミー・ジョン手術から復活したバーランダーは来年2月20日に40歳となる。エンゼルスの先発ローテーションには二刀流・大谷がいるだけに、モロシ記者は「基本的には他球団より先発投手の駒が必要です。バーランダーはアナハイムに非常にフィットするでしょう」とも伝えている。

 バーランダーについて、MLB公式サイトはブレーブス、ヤンキースに加え、大物先発投手の獲得を目指すレンジャーズの名前を挙げている。仮に大谷&バーランダーの先発ワンツーパンチとなれば……。2014年以来9年ぶりのポストシーズン進出の可能性はグッと高まりそうだ。

(Full-Count編集部)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY