吉田正尚、MLB移籍容認に感謝「自分の想いを尊重していただいた」 入札制度で挑戦
球団ではイチロー以来のポスティングシステムを利用したメジャー挑戦
オリックスは17日、吉田正尚外野手のポスティングシステムを利用したメジャー移籍を承認したと発表した。吉田正は球団を通じ、「高いレベルで野球をやりたいという気持ち、小さいときからの夢にチャレンジしたいという気持ち、そういった自分の想いを尊重していただいた球団には本当に感謝しています」とコメントした。
29歳の吉田正は2015年ドラフト1位でオリックス入り。2020、2021年と2年連続で首位打者に輝き、2018年から5年連続で打率3割をクリアした。今季は打率.335、21本塁打、88打点。チームのリーグ連覇、26年ぶり日本一に貢献した。球団でポスティングシステムを利用するのは2000年オフのイチロー以来だ。
海外フリーエージェント(FA)権を持っていない吉田正が今オフに移籍するにはポスティング制度の利用が必要だった。日本時間の12月15日までに申請すれば、メジャーリーグ機構から全30球団に契約可能選手として通知される。これまでにヤンキース、マリナーズ、ブルージェイズなど複数球団が獲得調査していると伝えられている。
(Full-Count編集部)