京田のトレードが「マジで噂通り」 予想“的中”にSNSは苦笑い「中日どうした?」
秋季練習で同じ“フリー組”だった2人はいずれも戦力外に
中日・京田陽太内野手が18日、砂田毅樹投手の交換トレードでDeNAに移籍した。遊撃のレギュラーを担ってきた背番号1が名古屋を去ることにファンの間では驚きが広がったが、数週間前から“放出”の憶測を呼んでいたのも確か。まさかの的中にSNSでは「マジだったんだ」「マジで噂通り」と複雑な声が相次いだ。
裏表ない性格で敵を作らず、時に感情的になって批判も浴びてきた愛され男が、中日に別れを告げた。最も負担の大きな遊撃を担ってきた自負がある反面、課題と言われ続けてきた打撃で兆しを見つけられなかったのも事実。「6年間という短い間でしたが、1年目から試合に使っていただき、また選手会長までやらせていただき、中日ドラゴンズには感謝しかありません」。6年を“短い”を表現したのは、全うできなかった責任感の裏返しだった。
昨季から雲行きが怪しくなり、今季目に見える形でレギュラーを剥奪された。5月には、プレーに身が入っていないと立浪和義監督の怒りを買い、試合中に名古屋に“強制送還”。1軍と2軍を行ったり来たりで、自己ワーストの43試合出場にとどまった。
ファンのざわめきが増したのが、シーズンオフ。秋季練習では、本隊メンバーに入らず調整を一任された。同じ立場の“フリー組”だった桂依央利捕手と三ツ俣大樹内野手はその後、戦力外に。ツイッター上では「京田(の去就)が怖くて仕方ない」「桂と三ツ俣と、同じくフリー組の京田陽太の今後が不安である」と放出を予想する声が出ていた。
結果的に移籍となり、ファンは別の驚きとともに受け止めている様子。「京田トレード説出てたけどマジだったんかいな」「マジか、ホントに京田トレードされるとは……」「京田トレードとか嘘やろ」「やっぱり京田トレードやったな」。15日に発表された阿部寿樹内野手の楽天へのトレードも含め「中日どうした???」との声もあった。
(Full-Count編集部)