年俸23億円、元MVP男の“構想外”を球団発表 打率.210、止まらなかった極度の不振
今季は144試合で打率.210、19本塁打にとどまっていた
ドジャースは18日(日本時間19日)、コーディ・ベリンジャー外野手をノンテンダーFAとしたことを発表した。年俸調停権を持つ選手に対して各球団が来季の契約を結ぶ意思があるかどうかを通達する期限である「テンダー期限」をこの日迎えたが、ベリンジャーには契約を提示せずノンテンダーとした。
2019年には47本塁打を放ってナ・リーグMVPベリンジャーだが、今季は144試合の出場で打率.210、19本塁打68打点、OPS.654だった。年俸が1700万ドル(約23億8000万円)と巨額ながら、昨年は打率.165に終わるなど最近3年間は不振に陥っていた。
米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」のケン・ローゼンタール記者は「ドジャースは年俸調停の予想額1800万ドル(約25.3億円)を下回る金額で彼と再契約することにもなり得る」と予想。米最大の移籍情報サイト「トレード・ルーマーズ」は「現時点ではこれは驚きの動きではないが、3年前にMVPを獲得したときは誰も予想していなかった」と“転落”を嘆いた。
(Full-Count編集部)