大谷翔平のMVP落選に嘆き 元同僚に賛否の声「票を盗まれたのはジャッジの方」
バットリーは大谷の落選に落胆…ファンからは賛否の声が続々
エンゼルスの大谷翔平投手は、全米野球記者協会(BBWAA)が選出する最優秀選手(MVP)の2年連続受賞を逃した。これに対し、エンゼルス傘下からFAとなったタイ・バットリー投手が自身のツイッターで「ショウヘイが盗まれたことは全員が知っている。野球界にとってはジャッジが勝つ方がいいんだろう」と嘆いたことが物議を醸している。
アーロン・ジャッジ外野手はリーグ新の62本塁打を放ったが、大谷も15勝&34本塁打と二刀流で躍動。それだけにバットリーは「アーロン・ジャッジを祝福したい。でも、史上最高の選手は冷遇されてしまった」と落胆したのだ。
これにファンからは賛否の声が続々。「ニューヨーク・バイアスだ。これは『誰がチームをプレーオフに導いた賞』ではない。ショウヘイ・オオタニに匹敵する選手はどのリーグにもいない」「君はいいとこついてるよ」「ジャッジが二刀流をするまでは、ショウヘイがMVP」と支持する声があった。
一方で「オオタニは素晴らしいシーズンを送ったが、彼がチームにもたらす価値は、ジャッジがヤンキースにもたらす価値には到底及ばない」「オオタニは盗まれていない。LAの記者に票を奪われたのはジャッジの方だ」と反論も。さらに「2人にMVPを与えるのにふさわしい年」「MVPとMOPが存在すべき。オオタニが獲るのはMost Outstanding Player(最も圧倒的な選手)」と“中立派”が現れるなど、論争はまだまだ収まりそうにない。
(Full-Count編集部)