WBCドミニカ代表は超本気 ゲレーロJr.にCY賞右腕、“イチロー愛弟子”も50人候補入り
通算459発クルーズがGMを務める「嬉しい悩みだ」
ドミニカ共和国野球連盟は20日(日本時間21日)、来年3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場する50人の予備リストを発表した。通算459本塁打を誇るネルソン・クルーズ外野手(ナショナルズ)が今大会のGMを務め、ブラディミール・ゲレーロJr.内野手(ブルージェイズ)、フアン・ソト外野手(パドレス)らスター揃いのメンバー構成となっている。
ドミニカの大物選手が勢揃いだ。野手ではマニー・マチャド内野手(パドレス)、ワンダー・フランコ内野手(レイズ)、スターリング・マルテ外野手(メッツ)、ア・リーグ新人王のフリオ・ロドリゲス外野手(マリナーズ)ら。ナ・リーグのサイ・ヤング賞を受賞したサンディ・アルカンタラ投手(マーリンズ)、フランバー・バルデス(アストロズ)、ルイス・カスティーヨ(マリナーズ)らメジャーの大物投手が候補入りしている。
ドミニカ野球連盟によると、GMを務めるクルーズは「メンバー選考は簡単なことではなかったが、それと同時に嬉しい悩みだった」と自信をのぞかせたという。2013年の第3回大会を制したドミニカ共和国は、米フロリダ州マイアミで開催される1次リーグD組でプエルトリコ、ベネズエラ、イスラエル、ニカラグアと対戦する。野球日本代表「侍ジャパン」とはマイアミで行われる準決勝以降に対戦の可能性がある。