国学院大、巨人ドラ3・田中千晴が6回1死までノーノー好投 大商大を下し初の決勝進出
打線は3回に相手失策も絡み3点を先制、7回には2本の適時打でリードを広げる
「第53回明治神宮野球大会」は22日、神宮球場で大学の部の準決勝が行われ、第1試合は国学院大が6-2で大商大を下し初の決勝進出を決めた。今秋のドラフトで巨人から3位指名を受けた田中千晴投手が6回途中2安打2失点の好投で勝利に貢献した。
国学院大は3回に無死満塁の好機を作ると8番・神里陸捕手(2年)の二ゴロが適時失策を誘い先制。その後も遊ゴロ併殺の間に2点目、さらに2死三塁から1番・山本大輔外野手(4年)が三塁線へセーフティバントを決め、この回3点を奪った。
7回には1死二塁から山本が右翼フェンス直撃の適時二塁打、1死二、三塁から3番・柳舘憲吾内野手(2年)が左前2点適時打を放ちリードを広げた。
投げては先発の田中が5回まで無安打無得点の好投。6回は1死から代打・犬飼慶樹外野手(4年)に右前打を浴び、初安打を許すと四球と味方の失策などで2死満塁のピンチを背負う。ここで4番・河西威飛内野手(2年)に右前へ2点適時打を浴び降板。その後は2番手の坂口翔颯投手(2年)が後続を打ち取ると、9回まで無失点の好リリーフを見せた。
(Full-Count編集部)