米野球殿堂、新たに14人が候補入り 通算435本塁打&312盗塁ベルトラン氏ら

メッツなどで活躍したカルロス・ベルトラン氏【写真:Getty Images】
メッツなどで活躍したカルロス・ベルトラン氏【写真:Getty Images】

元楽天アンドリュー・ジョーンズ氏は今年が資格6年目となる

 2023年殿堂入り候補者が21日(日本時間22日)、発表された。元エンゼルス投手のジェレッド・ウィーバー氏や元メッツ外野手のカルロス・ベルトラン氏ら新たに14人が候補入りした。

 殿堂入り選考の対象は、メジャーで10年プレーした後、引退後5年以上が経過していること。全米野球記者協会(BBWAA)が審議して候補者を決定する。ウィーバー氏は通算150勝で3年連続オールスター出場を誇り、ベルトラン氏は通算2586試合に出場して435本塁打&312盗塁、1999年には新人王を獲得している。ほかにも2007年最優秀防御率の元エンゼルス投手ジョン・ラッキー氏や、エンゼルスやレンジャーズなどでプレーした捕手マイク・ナポリ氏らが入った。

 また元楽天のアンドリュー・ジョーンズ氏は今年が資格6年目となる。昨年は41.4%を獲得していた。通算555本塁打のマニー・ラミレス氏は昨年28.9%を獲得し、今年は資格7年目。通算11度のゴールドグラブ賞オマー・ビスケル氏や通算696発のアレックス・ロドリゲス氏らも引き続き候補に残った。

 殿堂入りには得票数75%以上が必要。有資格10年目までで、5%以下の得票となると翌年から資格を失う。昨年は有資格10年目のメジャー最多本塁打記録(762本)を持つバリー・ボンズ氏や、通算354勝投手のロジャー・クレメンス氏が75%に届かず落選した。2023年の結果は1月24日(日本時間25日)に発表される。

(Full-Count編集部)

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