大谷翔平が“面白い恫喝賞” 登板前日死球→笑顔の振る舞いは「笑いをかっさらった」
米投球分析家フリードマン氏から「死球後に一番面白い恫喝賞」
エンゼルス・大谷翔平投手は、また珍賞を勝ち取った。「ピッチング・ニンジャ」の愛称で知られる米投球分析家ロブ・フリードマン氏は毎オフに一風変わった表彰をツイッター上などで実施。大谷は「死球後に一番面白い恫喝賞」に選ばれた。
表彰を受けたのは登板を翌日に控えていた10月4日(日本時間5日)の敵地・アスレチックス戦、3回2死の第2打席だった。左腕アービンの84.4マイル(約135.8キロ)のチェンジアップが右上腕付近に直撃。打席内でしばらくうずくまり、その後、苦悶の表情を浮かべて立ち上がった。注目はその直後だ。一塁ベースの主砲セス・ブラウンへ「トゥモロー(明日な)」と声掛け。仕返しにぶつけてやる――。そんな恐ろしいコメントを発したが、直後に大笑い。ジョークとばかりにブラウンに抱きついた。
死球に対してユーモアあふれる声掛け。ファンからは「ショウヘイ・オオタニを愛せない人はいない」「最高だ」「ショウヘイが怒った瞬間を見たことがない」「暴力で挑発するのではなく、とてもチャーミングだ」「嫌いになる理由がない」「国際的な至宝だ」「いつも楽しみを探している」などとコメント。日本語でも「笑顔での振る舞いに感動した」「大谷選手にしか出来ない脅し文句で笑いをかっさらっていかれました」「二刀流ならではのユーモアあふれる脅し文句」「大谷しか言えない」とコメントされている。