新人王は巨人・大勢と西武・水上 救援右腕が揃って受賞、阪神・湯浅は特別賞
NPBアワードで発表
日本野球機構(NPB)は25日、都内で「NPBアワード2022 supported by リポビタンD」を開催し、記者投票によって決まる両リーグ新人王が発表された。セ・リーグは巨人・大勢投手、パ・リーグは西武・水上由伸投手が選ばれた。
巨人・大勢は昨秋のドラフトで関西国際大からドラフト1位で入団。57試合に登板して1勝3敗、8ホールド37セーブ、防御率2.05。37セーブは新人最多タイ記録で、シーズンを通して守護神の座を守った。チームでは2011年の澤村拓一投手以来11年ぶりとなった。新人王を争い、セの最優秀中継ぎ投手賞に輝いた阪神・湯浅京己投手は新人特別賞を受賞した。
西武の水上は、2020年育成ドラフト5位で四国学院大から入団。2021年5月に支配下登録され、同年は29試合に登板。投球回は30イニング以内だったため、今季の新人王資格を有していた。今季は60登板で4勝4敗、31ホールド1セーブ、防御率1.77。最優秀中継ぎのタイトルも獲得した。チームでは2020年の平良海馬投手以来2年ぶりとなった。