大谷翔平、エドガー・マルティネス賞を2年連続受賞 34HR&95打点、今オフ初栄冠
連続受賞は2003年から2007年まで5年連続のオルティス以来
メジャーリーグ機構(MLB)は28日(日本時間29日)、エンゼルス・大谷翔平投手が年間で最も活躍した指名打者に贈られる「エドガー・マルティネス賞」に2年連続で選出されたと発表した。同賞の連続受賞は2003年から2007年まで5年連続受賞していたデビッド・オルティス(レッドソックス)以来だ。
大谷は今季、打率.273、リーグ4位の34本塁打、95打点、11盗塁。OPS.875は同5位だった。昨季はリーグ3位の46本塁打、100打点を記録。1973年から表彰が始まった同賞に日本選手として初めて選出されていた。
同賞は指名打者で年間100打数以上の選手が対象。アストロズのヨルダン・アルバレス外野手は今季リーグ4位の打率.306、同3位の37本塁打、同5位の97打点をマーク。OPS1.019は同2位だった。打撃のベストナインに相当するシルバースラッガー賞のア・リーグ指名打者部門でも選出されていたが、大谷は各球団の担当記者、放送関係者、球団広報担当者の投票で決まる投票で上回った。
昨オフは満票でア・リーグMVPに選ばれるなど実に11冠に選ばれたが、今オフはエドガー・マルティネス賞で初の栄冠となった。先発投手、指名打者の2部門で最終候補入りしている「オールMLBチーム」は12月5日(同6日)にMLBネットワークで発表される。
(Full-Count編集部)