阪神が藤浪晋太郎をポスティング申請 MLB球団と交渉可能に「期待感と一抹の不安が」
球団がメジャー移籍を容認、45日間は自由に入団交渉
阪神は1日、メジャーリーグ移籍を希望している藤浪晋太郎投手のポスティング申請手続きをMLB機構に対し行い受理されたと発表した。今オフから45日間に延長された交渉期間中は、メジャー30球団との入団交渉が可能になる。藤浪が球団を通じて発表したコメントは以下の通り。
「ここからようやく本格的にメジャー挑戦に向けた動きが始まるという期待感と、一抹の不安があるというのが今の正直な思いです。ポスティング申請に至るまで様々な面で携わっていただいた方々に感謝の思いを持って、しっかりと良い話ができるようにしていきたいと思います」
ポスティングシステムは球団が利用を申請し、受理された翌日から45日間が移籍交渉期間となる。この間に移籍がまとまれば元所属球団に対し、契約規模に応じた移籍金が支払われる。昨オフに広島からカブスへ移籍した鈴木誠也外野手の場合は5年8500万ドル(約115億6700万円)の大型契約で、1462万5000ドル(約19億9000万円)の譲渡金が支払われた。
(Full-Count編集部)