遊撃手に世代交代の波? 坂本は規定打席到達せず、DeNAでは戦力外に…苦しむベテランたち
坂本勇人は83試合で5本塁打、京田陽太はDeNAに移籍
若手の台頭の裏には、岐路に立たされるベテランの存在があるのも事実。これまで長年、巨人を支えてきた坂本勇人内野手は怪我もあり、83試合、87安打、5本塁打、33打点。レギュラーを手にした2年目の2008年以降では初めて規定打席に到達できなかった。
2017年に149安打を放つ活躍でセ・リーグ新人王に輝いた京田陽太内野手は中日の“顔”になりつつあった。しかし、今季は自己最少の43試合出場にとどまり、オフにはDeNAにトレードとなった。
小園が台頭した広島でも、不動の遊撃として2016年~2018年の3連覇に貢献した田中広輔内野手が自己ワーストの41試合出場。京田が移籍するDeNAでは、2017年までレギュラーを務めた倉本寿彦内野手が今オフ、戦力外通告を受けた。
ソフトバンク・今宮健太内野手や西武・源田壮亮内野手ら“充実期”を迎えた選手もいる一方で、世代交代が進む現状も浮かび上がる。今季苦戦したベテランたちは来季、意地を見せることはできるだろうか。
(Full-Count編集部)