オリックス宮城、年俸8000万円で更改 高卒4年目での大台突破ならず「由伸さんに完敗」

今季は24試合に登板し11勝8敗、防御率3.16で連覇と日本一に貢献
オリックス宮城大弥投手が5日、大阪・舞洲の球団施設で契約交渉に臨み、年俸5000万円から3000万円増の8000万円で更改した(金額は推定)。
高卒3年目の今季は24試合に登板し11勝8敗、防御率3.16の好成績を挙げリーグ連覇、日本一に貢献。勝ち星こそ昨年(13勝)を下回ったが、自身初の完投&完封勝利を挙げるなど2年連続で2桁勝利をマークした。
会見では「上がりました。球団からは2桁勝利と規定投球回も評価してもらった」と笑顔。それでも、今シーズンを振り返り「自分自身、凄く波があった1年。もっともっとできると思っている。日々、取り組んでいきたい」と課題も口にした。
昨季は数字、タイトルなどでエース・山本超えを口にしていたが「今年は由伸さんに完敗、去年も完敗。一つだけ、月間MVPが取れたのでそこだけ自慢して。来年はもっと自慢できるように頑張りたい」と、来季の活躍を誓った。これまで高卒4年目の球団最高年俸は山本由伸の9000万円だった。
(橋本健吾 / Kengo Hashimoto)
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