DeNA京田陽太、入団会見で“自虐炸裂”「強制送還された場所にまた戻るという…」

5月のDeNA戦で拙守…立浪監督がブチ切れ

　中日から交換トレードでDeNAに移籍した京田陽太内野手が5日、横浜市内の球団事務所で入団会見に臨んだ。背番号は「98」。中日の同期入団で、昨年8月3日に27歳の若さで急死した木下雄介さんがつけた番号を選んだ。会見では、早速自虐も。報道陣から爆笑が起き、早速気持ちを掴んだ。

　京田は、横浜スタジアムで行われた5月4日のDeNA戦で、失策にはならない守備ミスを出し、気迫が感じられないと判断した立浪監督が激怒。試合中にもかかわらず「お前、もう帰れ！　ファーム行ってこい」と強制送還が告げられ、そのまま名古屋に帰っていた。

　実際、その事件が低迷を招いた一因にもなり、今季は自己ワーストの43試合出場。くすぶった現状から新天地で再起を目指す。報道陣から強制送還についての思いを問われると「強制送還された場所にまた戻るという……」と苦笑いしながら語った。

（小西亮 / Ryo Konishi）