年俸240万円から“超飛び級”を叶えた覚醒の一日 守護神すら現実的な爆発的成長
最速159キロからの球速アップと、決め球・フォークの精度を
来季は開幕1軍を目指していくが、最終目標は試合を締めるポジション。「今シーズンみたいに、投げられる所ならどこでもいい。後半から慣れていって9回を投げられればベストかなと思っています」と、ワゲスパック、阿部、平野佳らとの守護神争いに名乗りを上げた。
これまでの最速は159キロだが「球速も上げたい、全体的にフォークもですが。カウント球のフォークが真ん中に集まる。次はサイドの使い分けができればもっと楽になると思うので、そこもやろうと思います」。160キロの大台到達と、決め球フォークの精度を上げることを誓った。
昨年の日本シリーズはテレビで観戦するだけだったが、わずか1年でチームに欠かせない存在となった。
「(日本シリーズなど)こういう場に立てる。その雰囲気を楽しみました。来年も1年間、活躍して優勝できるように貢献したい」
3年目を迎える来シーズンは新人王の資格も残している。強力リリーフ陣の一角として、正真正銘の大ブレークを期待したい。