侍J栗山監督、ダルビッシュのWBC参戦に感謝「感動した」「日本の野球に大きな意味」
栗山監督がWBCメディアデーに登場「ダルには本当に感謝しかない」
野球日本代表「侍ジャパン」の栗山英樹監督は6日(日本時間7日)、米カリフォルニア州サンディエゴで行われたワールド・ベースボール・クラシック(WBC)のメディアデーに参加した。パドレスのダルビッシュ有投手がWBC出場を表明したことについて、「感動したというかすごいなと。全てを理解しながら前に進んでいるんだなと。ダルには本当に感謝しかない」と語った。
前日5日(同6日)に米国入りし、ダルビッシュとサンディエゴ市内で会談した。36歳右腕から「できる限りジャパンに協力します」と言われたという。指揮官は「来てみないと分からなかった」というが、ダルビッシュの参戦決定に大喜びだった。
「ファイターズで監督をやった時に入れ替わりで、アメリカに行って。その時にいろんな話をしていて、僕がダルに言ったのは『一生で1回でいいからメンバー表にダルビッシュと書かせてくれ』と言っていた。僕の夢もあったし、それ以上に日本のファンの皆さんが。プロ野球の若い選手たちは練習法やコンディショニング、投げ方。学ぶことは山ほどある。とにかくジャパンの監督になった時に、それを日本の選手に経験させてあげるというのは1つの役目でもあった」
合流時期については未定。それでも、指揮官は「ダルには早めに合流してもらうと話はしています」と話した。「僕以上にこれからの日本野球のために何をしないといけないかを意識」とベテラン右腕に期待を込めた。
(Full-Count編集部)