オリックス杉本、打率.235も200万円アップ 7200万円でサイン「色々ありましたけど」
吉田正のRソックス移籍決定に大喜び「自分のことのように嬉しい」
オリックスの杉本裕太郎外野手が8日、大阪・舞洲の球団施設で契約更改交渉に臨み、年俸7000万円から200万円増の7200万円で更改した(金額は推定)。昨季は本塁打王を獲得するなど大ブレークした“ラオウ”は「色々ありましたけど、最後いい形で終われた」と語った。
今季は開幕から極度の打撃不振に陥り、2軍落ちも経験。それでも、交流戦では打率.391、3本塁打10打点と調子を取り戻すと、日本シリーズでは2本の決勝打を放つなどシリーズMVPを獲得。レギュラーシーズンでは105試合に出場し打率.235、15本塁打51打点だった。
昨季は打率.301、32本塁打83打点をマークしたが、今季は打撃3部門で昨季の数字を下回った。会見では「色々ありましたけど、最後いい形で終われた。来年も日本一になれるように頑張ります」と1年を振り返った。
今オフは楽天・浅村との自主トレを予定しており「逆方向への打球が凄く飛ぶ。インコースも綺麗に回るイメージ。色々と教えてほしい」と、更なるレベルアップを誓った。
また、この日は大学の後輩でもある吉田正尚外野手のレッドソックス入りが発表され「ずっと一緒にやってきたので自分のことのように嬉しい。来年、優勝して皆でボストンに旅行いこうかなと思います」と、エールを送っていた。
(橋本健吾 / Kengo Hashimoto)