DeNA今永は単年1億4000万円で更改 来季国内FA取得可能も…米挑戦は「引き続き協議」

契約更改交渉に臨んだDeNA・今永昇太【写真:宮脇広久】
契約更改交渉に臨んだDeNA・今永昇太【写真:宮脇広久】

11勝、ノーヒットノーラン達成で4000万円増「最低限の最低限」

 DeNAの今永昇太投手が8日、横浜市の球団事務所で契約更改交渉に臨み、今季から4000万円増の年俸1億4000万円(金額は推定)でサインした。プロ8年目で30歳となる来季中に、国内FA権を取得する見込みで、契約年数が注目される中、単年契約での更改となった。

 今季の今永は左腕の肉離れで出遅れたが、5月6日の広島戦(マツダスタジアム)で1軍に復帰すると、6月7日の日本ハム戦(札幌ドーム)でノーヒットノーランを達成するなど快投を重ねた。

 21試合で11勝4敗、リーグ3位の防御率2.26をマークし「最低限の最低限の最低限くらいの数字だと思います」と話した。ノーヒットノーランについても「遠い昔の話。まだまだ相手を圧倒できる投球ができていない」。続けて「CSで勝てなかったところが、まだまだ物足りない。情けない投手だなと思う」と悔しさをあらわにした。

 昨年の契約更改では、三原一晃球団代表から「アメリカに興味はあるのか?」と突然聞かれ、「あります」と答えていた。契約年数が注目されたが、1年に落ち着いた。「3年前に(複数年契約の)お話を頂き、『まだ球団もそんなリスクを背負わなくていいのでは?』とお話ししていて、今回はそういう話は出ませんでした」と説明した。

 ただメジャーリーグ移籍への希望は続けて持っており「引き続き協議はしましたし、これからまだまだしていきたいと思います」と話していた。

(Full-Count編集部)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY