来日して「邪念を払えた」 24億円勝ち取った元ハム助っ人、2年過ごした“日本への感謝”

今季はドジャースでプレーしたクリス・マーティン【写真:Getty Images】
今季はドジャースでプレーしたクリス・マーティン【写真:Getty Images】

クリス・マーティン、レッドソックスと2年23.9億円で契約

 元日本ハムのクリス・マーティン投手が8日(日本時間9日)、レッドソックスと2年1750万ドル(約23億9100万円)で契約した。MLB公式サイトが伝えている。来季メジャー復帰6年目を迎える36歳は、2年間過ごした日本での思いも語っている。

 マーティンにとっては、2011年にマイナー契約を結んで以来となるレッドソックス“復帰”。「この球団に以前在籍していた。見慣れた人がいる場所に移籍することは、いいことだ。フェンウェイの伝統は素晴らしい。元の場所に戻った。私にとって、簡単な選択だった」と語る。

 今季はカブスでスタートし、7月にトレードでドジャースに移籍。2球団で通算60試合に登板し、4勝1敗、防御率3.05をマークした。

 2016年から2年間在籍した日本ハムでの日々が再起のきっかけになったようで「日本に行くことによって、邪念を払うことができたということは、自分にとってとても大きな助けになった」と強調。気候は寒いが、温かいファンや周囲の人々。日々批判にさらされる米国から離れたことで「野球に集中することができた」とも話した。

(Full-Count編集部)

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