千賀滉大、メッツと5年102億円で合意 米記者が報道、CY賞バーランダーと共闘へ
ニューヨークの放送局「SNY」のアンディ・マルティーノ記者が報じた
ソフトバンクから海外フリーエージェント(FA)権を行使した千賀滉大投手が10日(日本時間11日)、メッツと5年7500万ドル(約102億4000万円)で契約合意したと、ニューヨークの放送局「SNY」のアンディ・マルティーノ記者が報じた。「メッツとセンガの契約は、身体検査の結果待ち」と伝えた。
メッツは今オフ、アストロズからFAとなっていたジャスティン・バーランダー投手を2年契約で獲得。千賀はサイ・ヤング賞右腕と先発ローテーションを担うことになる。同局は「日本のスターはローテンションの中盤を務める。結果を残すことができれば、エース格を務める」と期待した。米メディア「ジ・アスレチック」の敏腕記者ケン・ローゼンタール氏によれば「トレード拒否権付き。オプトアウト権も付く」という。
2010年育成ドラフト4位でソフトバンクに入団した千賀は、プロ12年目の今季22試合に登板して11勝6敗、防御率1.94をマーク。6年連続2桁勝利をあげるなど日本のエースへと成長し、かねてより希望していたメジャー移籍をついに叶えることになった。