ジャイアンツがコレアと13年474億円で契約 遊撃手史上最高額、ジャッジ逃し方向転換
今季は年俸47億円でツインズでプレー、自らFAとなり巨額つかむ
ジャイアンツが14日、ツインズからFAとなっていた遊撃手のカルロス・コレアと13年契約で合意した。米スポーツ専門局「ESPN」のジェフ・パッサン記者ら、米国の各メディアが伝えている。
パッサン記者が報じたところによると、総額3億5000万ドル(約474億円)で遊撃手史上最高額の契約となる。また米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」のケン・ローゼンタール記者によれば、MLB史上4位となる高額。マイク・トラウト(エンゼルス)の4億2650万ドル(約578億円)、ムーキー・ベッツ(ドジャース)の3億6500万ドル(約495億円)、アーロン・ジャッジ(ヤンキース)の3億6000万ドル(約487億円)に次ぐ規模だ。
コレアは2015年から7年間、アストロズの主力として活躍。ただ昨オフに総額1億6000万ドル(約217億円)のオファーを断り、ツインズに年俸3510万ドル(約47億5000万円)で移籍した。136試合に出場して打率.291、22本塁打と活躍してオフにはオプトアウト条項を行使しFAに。新たな大型契約をつかんだ。
ジャイアンツはヤンキースからFAとなったジャッジ外野手にも大型契約を提示していたが、ジャッジはヤンキース残留を選択。もう一方の大物獲得にパッサン記者は「ジャイアンツは、フランチャイズ・プレーヤーを得た」とツイートしている。また、MLBネットワークのジョン・ヘイマン記者によれば、コレアにオプトアウト権は付いていないが、全球団へのトレード拒否権が付いている。
(Full-Count編集部)