鷹・又吉克樹は年俸1.5億円で更改 FA移籍1年目は怪我で途中離脱「悔しいですね」
「最後の最後いないことによって首脳陣の方に迷惑をかけた」
ソフトバンクの又吉克樹投手が15日、本拠地PayPayドーム内の球団事務所で契約更改交渉を行い、年俸1億5000万円で契約を更改した。又吉は今季、国内FA権を行使して中日から加入。FAで移籍した初年度は前年度の年俸が上限と定められており、4年契約の1年目となる今季の年俸は4200万円だった。(金額は全て推定)
2013年のドラフト2位で四国ILの香川から中日に入団した又吉。今季からソフトバンクに加入し、開幕から勝利の方程式の一角を担い、5月半ばまで18試合連続無失点を記録した。だが、7月8日の日本ハム戦で右足甲の骨折などの怪我を負って離脱。実戦復帰までは漕ぎ着けたものの、1軍に再昇格するまでは行かず、チームもリーグ優勝を逃した。
大事なシーズン後半にチームにいなかっただけに悔しさの募る移籍1年目に。会見では「優勝したかった。優勝するという目的のために呼ばれた。最後の最後いないことによって首脳陣の方に迷惑をかけた。呼んでもらったのに最後の最後いなかったのが悔しいですね」と語った。それだけに来季にかける思いは強い。「優勝した時に一番投げた人間でありたい」と、来季のフル回転を誓っていた。
(Full-Count編集部)