悲願の初優勝へ…西武Jr.に宿る自信 OBのドラ1蛭間もエール「ありがたみ感じて」

ライオンズジュニアを引っ張る遠山勇芯主将【写真:球団提供】
ライオンズジュニアを引っ張る遠山勇芯主将【写真:球団提供】

「NPB12球団ジュニアトーナメント」が27日に開幕

 1年を締めくくる年末の風物詩となっている「NPB12球団ジュニアトーナメント KONAMI CUP 2022」が、27日に開幕する。西武ライオンズジュニアは走力を強化し、大会初優勝への手応えをつかんでいる。ライオンズジュニア出身で、今秋のプロ野球ドラフト会議で西武から1位指名を受けた蛭間拓哉外野手からの激励メッセージも選手の士気を高めている。

「ジュニアトーナメント」はプロへの“登竜門”とも言われる小学生の軟式野球大会で、全国から精鋭が集い、NPB12球団のユニホームを着てプレーする。楽天・松井裕樹投手やオリックス・森友哉捕手ら、この大会から77人のプロ野球選手が誕生している。

 2005年に大会が始まってから一度も優勝経験がないライオンズジュニアは、初の頂点に向けて走力を強化してきた。西武・若林楽人外野手らに走塁を指導したスプリントコーチの秋本真吾氏が走り方を伝授。中には、3か月間で20メートル走のタイムが0.3秒以上縮まった選手もいる。

 チームを引っ張る遠山勇芯主将は、プロの施設や指導を体験し「走り方の他にも、いろいろな練習をやりました。監督やコーチからは1球1球を大切にするということを教わっています。全員野球、一戦必勝で初優勝します」と意気込んでいる。

「ありがたみ感じて」 ドラ1でOBの蛭間が激励

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