ネット用語の語源? 元助っ人に再注目 ほぼ手投げなのに「150キロ近く出せるの凄い」
ドミンゴ・グスマンは横浜、中日、楽天で通算108試合に登板した
懐かしの助っ人投手の“ヒョイ投げ”が話題を呼んでいる。「パーソル パ・リーグTV」公式YouTubeが「平成 パ・リーグ プレイバック」として公開したのは、横浜(現DeNA)、中日、楽天に在籍したドミンゴ・グスマン投手。「ほぼ手投げで好き。手投げなのに、150キロ近く叩き出せるのは凄い」とファンを驚かせている。
映像は楽天時代の2008年4月3日ロッテ戦。大量リードの9回に登板し、身長187センチ、体重92キロの巨漢から繰り出す重そうな剛球で、ピンチを招きながらも何とか試合を締めた。この年は23試合の登板で2勝7敗と結果を残せず、同年限りで日本での7年間のキャリアを終えた。
ネット上の言葉“ンゴ”の語源ともいわれる右腕は、中日時代の2004年には2桁10勝をあげるなど、NPB通算108試合登板で30勝37敗、防御率4.01。ファンは「普通にいい選手だったよな」「誇張したビエイラみたいな投げ方やな」「中日にもいたドミンゴか」と懐かしんでいた。