中日戦力外の平田良介が引退を表明 NPBにこだわりも「たくさんの葛藤あった」
今後は「まだ模索中」も「人の夢をサポートできる人間になりたい」
中日から戦力外通告を受けていた平田良介外野手が28日、自身のインスタグラムを更新し「この度、平田良介は引退することを決意致しました」と現役引退を表明した。
平田は「34歳という年齢。まだできるという自負。たくさんの葛藤がありました。それでも『ファンの前でもう一度プレーしたい』その想いを胸に、NPBから声がかかることを信じ、練習を続けてきました」などと思いを綴った。
今後については「まだ模索中です」とし「これからもどんなカタチになっても、野球を通して子どもたちに夢を与えていきたいですし、人の夢をサポートできる人間になりたいと思っています」と意気込んだ。
2005年高校生ドラフト1巡目で中日に入団した平田は、チーム一筋17年で1227試合出場、105本塁打、484打点。前回大会だった2017年のワールド・ベースボール・クラシックに出場するなど豊富な実績を誇る。「言葉足らずの発言から誤解を招く事もありましたが、自分は、中日ドラゴンズが大好きでプロ野球界に感謝している事を伝えさせて下さい」とチームへの思いを述べた。