元プロの敵将も称賛「攻略できていない」 最速130キロ…敗退も衝撃残した逸材6年生
勝ったライオンズJr.の星野監督「外角は当たらない」
チームは5回に追いつかれ、1時間半の時間制限をオーバーしたため、実施されたタイブレークで逆転負けを喫した。しかし、勝ったライオンズジュニアの星野智樹監督も「攻略できたとは思っていない」と話す。
「いい球投げていましたよね……。外角は当たらない。内角をしっかり投げてもファウルにしかならないし、『高めを振るな』と指示しても振ってしまう。リリースポイントが少し低いのかな。ここぞの時に力を入れてくるのは凄いですね」
選手たちには「彼(竹内くん)が今大会のヒーローだから、打てばお前らがヒーローだぞ」と伝えていたという。
ファイターズジュニアは、1勝1敗となり、TQB(Total Quality Balance=得失点率差)で予選敗退となった。将来のイメージはまだ湧かないと言うが、竹内くんは「プロ野球も行う大きなグラウンドでできて嬉しかったです」と感慨に浸る。どんな投手に成長するのか――。6年後が待ちきれない。
(川村虎大 / Kodai Kawamura)