阪神Jr.が延長サヨナラで悲願の初V 巨人Jr.と死闘…本家より先に“アレ”達成

初の日本一に輝いたタイガースジュニア【写真:川村虎大】
初の日本一に輝いたタイガースジュニア【写真:川村虎大】

最終6回にチャンス迎えるも得点できず…延長で決着

 小学生の軟式野球大会「12球団ジュニアトーナメント KONAMI CUP 2022」の決勝が29日、神宮球場で行われ、タイガースジュニアが延長の末に劇的なサヨナラでジャイアンツジュニアに勝利。初の日本一に輝いた。

 小学生世代で実現した“伝統の一戦”。2回1死三塁から7番・高崎辰毅くんの右ゴロの間に1点を先制。3回に同点に追いつかれるが、先発・殿垣内大祐(とのがいと・だいすけ)くんが4回1失点、5回から登板した2番手・浅居煌星(あさい・こうせい)くんが無失点に抑える好投で流れを引き寄せた。

 最終6回に2死一、三塁の大チャンスを迎えたが、得点できず。流れは巨人Jr.に行くかと思われたが、延長8回2死満塁から4番の石田修くんが右中間に劇的な一打を放って試合を決めた。ナインは飛び跳ねて大喜び。一方のジャイアンツジュニアは涙に暮れた。

 タイガースジュニアは大会初優勝。本家より先に悲願の“アレ”を成し遂げた。両軍を率いたジャイアンツジュニア・西村健太朗監督とタイガースジュニア・上本博紀監督は、ともに広島・広陵高のOB。1学年下の上本監督に軍配が上がった。

(川村虎大 / Kodai Kawamura)

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