「55」は“倍増”、争奪戦のロッテ「17」…小学生の背番号で分かる球界のトレンド

元プロの息子2選手は父と同じ背番号で晴れ舞台に臨んだ

 父と同じ背番号を着ける選手も。ベイスターズジュニアの井端巧くんは、父・弘和氏が中日時代に背負った「6」でプレー。荒波翔監督が「お父さんみたいな選手になってほしい」と「6」を選択した。巨人・元木大介1軍作戦兼内野守備コーチの次男・瑛介くんは「お父さんがプレーしている姿が好きなんで」と自ら「2」を選んだ。

“ミスター赤ヘル”と呼ばれた山本浩二氏にちなんで、カープジュニアの「8」を背負ったのが木村練くんだ。これには、天谷宗一郎監督も「知っているのか」と驚きだった。カープジュニアは今年から背番号を希望制に変更。天谷監督は「意外とカープの選手の背番号を選ぶ子が少なかったな……」と苦笑いしつつも、「(プロと)同じユニホーム、同じ背番号で試合ができるのは一生の思い出になりますよね。羨ましいですよ」と話す。

 憧れの選手のユニホーム、背番号を着用できる今大会。この中から、次の世代の子どもたちが背番号を着けたくなるような存在が出てくるのか、今後の成長が楽しみだ。

(Full-Count編集部)

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