“不良債権”の189億円男が鈴木誠也の同僚に? 通算196発…米メディア「まだ生産的」
RソックスをDFAのホズマーにカブスとオリオールズが興味
レッドソックスから事実上の戦力外(DFA)となったエリック・ホズマー内野手に、カブスとオリオールズが興味を示している。米最大の移籍情報サイト「トレード・ルーマーズ」が伝えた。
今シーズン開幕時に所属していたパドレスでは、トレード期限にナショナルズとのトレードが決まっていたが、本人が拒否権を行使し破談。その後、レッドソックスにトレードされた。しかし「レッドソックスではうまくいかなかった」と指摘されたように、50打席で打率.244、出塁率.320、長打率.311で、その後腰の炎症で離脱した。
「ホズマーにとっては少しばかり険しい8年間だった」と同メディア。パドレスと結んだ8年1億4400万ドル(約188億8100万円)は思い通りに行っていないが「多くのチームにとって彼はまだ生産的な選手だ。(レッドソックスからDFAされたので)契約するチームは、リーグ最低補償額のみで獲得できる」と分析した。
興味を示しているとされるカブスは今オフ、一塁手の補強を目指している。2023年の一塁、DH候補にはマット・メルヴィスやパトリック・ウィズダムが挙がっているが「ホズマーのような一流の一塁手を獲得することは理にかなっている」とフィットすると見ている。ヘイマン記者によると、カブスが獲得レースの先頭を走っているそうで、鈴木誠也外野手と同僚となる可能性もある。
またオリオールズについても、ライアン・マウントキャッスルが大半の一塁を務めるとみられるがDHにはレギュラー不在で「ホズマーを獲得できれば、打線の厚みが強化される。若手の選手が多いチームにとって、ワールドシリーズ制覇の経験があるベテラン選手はクラブハウスにもフィットするだろう」とした。196発を誇る大砲は、どのユニホームに袖を通すのだろうか。
(Full-Count編集部)