大谷翔平のトレード可能性、MLB公式記者が完全否定 エ軍は「球界の予想覆す補強」
カストロビンス記者が「2023年予想7選」を紹介した
エンゼルスの大谷翔平投手は2023年シーズンを終えるとFA権を得る。MLB公式のアンソニー・カストロビンス記者が1日(日本時間2日)、「2023年予想7選」を紹介。大谷のトレードの可能性について完全否定した。
「大谷はトレードされるか?」という質問に「NO」とし、続けて「言い方を変えた場合『エンゼルスはトレード期限を迎える際、プレーオフ争いしているか?』という質問だ。答えは私自身も驚きの、イエスだ」とカストロビンス記者は答えた。
今オフは積極的な補強を続けているエンゼルスを「派手さはないが、球団売却を目指しているチームにしては、球界の予想を覆すような補強」という。先発にタイラー・アンダーソン、打線にはハンター・レンフローとブランドン・ドルーリーを獲得し、トッププロスペクトのローガン・オーハッピーも加わることで「今までトラウトとオオタニという球界最高のスター選手を抱えながらエンゼルスは失望させ続けてきたが、ペリー・ミナシアンGMはチームを底上げし、球団内の競争力を上げるために出来ることをした」と評価した。
悲願のプレーオフ進出は「確実ではない」というものの「7月終盤にチームが崩壊している状況を避ける力はあるはずだ」と予測。大谷の去就の命運を握るエンゼルスの戦いぶりは、2023年も球界全体から注目されることになる。
(Full-Count編集部)