千賀滉大は大谷翔平級 サファテ氏が確信「引けを取らない」「25歳で準備できてた」

メッツ・千賀滉大【写真:ロイター】
メッツ・千賀滉大【写真:ロイター】

元鷹のサファテ氏が千賀を評価「25歳でメジャーに行っても活躍できた」

 ソフトバンクから海外フリーエージェント(FA)権を行使してメッツに移籍した千賀滉大投手。5年総額7500万ドル(約98億3100万円)で合意したと伝えられており、球団が寄せる期待は高い。かつてソフトバンクで守護神として活躍したデニス・サファテ氏はエンゼルス・大谷翔平投手と比較し「持っているものは引けを取らない」などと述べている。米紙「ニューヨーク・ポスト」が報じた。

 千賀の若かりし頃を知るサファテ氏は育成出身の千賀について「彼は3桁の背番号から這い上がってきた。努力したんだ。闘争心を持っている」とそのスピリットを絶賛。人間性に関しても「傲慢になることは1度もなかった。出歩いたり、パーティー好きでもない。静かで自分の仕事を黙々とこなす男だ」と語っている。

 移籍に際して千賀自身から連絡があったそうで「『いい活躍をしろ』と言ったんだ。契約に見合う活躍をしないと、厳しく感じるだろう。年俸1500万ドル(約19億6600万円)の価値に相応しくなければ、周囲から不満が漏れるだろう」とアドバイスを送ったという。メッツを選んだことに「西海岸を選ぶと思ったが、大都市にあるエキサイティングなチームでプレーしたかったのだろう」とも述べている。

 ポスティングシステムによるメジャー移籍を認めていないソフトバンク。30歳シーズンで実現したメジャー移籍に「チームに敬意を払って、不満を口にすることはなかった。彼は25歳でメジャーに行って、タナカ(田中将大)やオオタニのように活躍できたはずだ。準備ができていたんだ」と思いを寄せた。さらに「オオタニのような華やかさはないかもしれないが、持っているものは引けを取らない。スタートは遅いけど、アメリカでも(日本と)同じことができると思っている」。鷹のレジェンド右腕は千賀に強い期待を寄せている。

 記事では他にも昨季NPBでプレーした助っ人の千賀評を紹介。元ソフトバンクのコリン・レイは「いつもMLBについて質問してきた。MLBで大活躍している選手が何をしているか、なぜ成功してるのかなど質問してきた」と述べ、元西武のブライアン・オグレディは「スーパー・ピッチャー。サイ・ヤング賞投手と対戦しているようだった」と絶賛している。

(Full-Count編集部)

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