大谷翔平らエ軍ローテは「球界最高になるだけの潜在能力」 6番手に“クネクネ右腕”?
米トレード・ルーマーズ「エリートになるポテンシャルを秘めている」
大谷翔平投手が所属するエンゼルスの先発ローテーションの評価が高い。米最大の移籍情報サイト「MLBトレード・ルーマーズ」は「エリートになるポテンシャルを秘めている」と注目した。
大谷は昨季28試合登板して15勝9敗、防御率2.33。166回とメジャーで初めて規定投球回をクリアし、219奪三振、44四球をマークした。大谷について、同メディアは「エンゼルスは今年も二刀流スーパースターの驚異的なシーズンに期待するだろう。奪三振数と与四球数が改善された。速球の比率を下げ、スライダーを多投したことが進化につながった」と評価。今季の起用法については、フィル・ネビン監督が今季開幕から中5日で登板させる方針を明言している。「どのようにこなすか注目だ」とした。
昨季ドジャースで15勝を挙げた左腕タイラー・アンダーソンが3年3900万ドル(約50億6400万円)で加入。パトリック・サンドバル、ホセ・スアレス、リード・デトマーズら左腕が揃う。獲得を狙っていると伝えられていたネイサン・イオバルディのレンジャーズ移籍が決定。「開幕までにもう1人先発を加えるだろう」とし、「先発6番手はFAのマイケル・ワカ、ジョニー・クエトらが候補になるだろう。自軍で補う場合はチェイス・シルセス、グリフィン・キャニング、クリス・ロドリゲスが候補に挙がる」と伝えた。
エンゼルスの先発陣は決して実績豊富ではない。「最大の強みは、ローテーション終盤を務める選手の成長を期待できることだ。このローテーションは球界最高になるだけの潜在能力がある」とトレード・ルーマーズは評価した。進化を見せ、2014年以来のポストシーズンへ進出したいところだ。
(Full-Count編集部)