西武ドラ1蛭間「ぐんまちゃん」持参で入寮 84歳“師匠”の言葉胸に「常に謙虚に」
「野球をやる環境として最高だなと思いました」
西武の新人選手のうち、ドラフト1位の早大・蛭間拓哉外野手、4位の青山美夏人投手、育成4位の法大・是澤涼輔捕手が6日、所沢市の若獅子寮に入寮した。
蛭間は「寮の部屋はきれいで、野球をやる環境として最高だなと思いました」と笑顔。大学時代から使い始め「寝違えることがなくなった」と言うマットレス、オーダーメードの枕、出身地の群馬県のマスコットキャラクター「ぐんまちゃん」のぬいぐるみ、元プロ内野手で84歳の早大・徳武定祐コーチの直筆入り色紙などを持ち込んだ。「徳武コーチから頂いた“常に謙虚に“という言葉をこれまで大切にしてきましたし、これからも胸にやっていきたいです」と語った。
小学6年時にはライオンズジュニアに選出され、高校も埼玉の浦和学院高。「縁があるなあ、という気持ちもありますし、ライオンズはやはりかっこいいなと思います」と若獅子寮の玄関に掲げられたレオマークを見つめた。
(宮脇広久 / Hirohisa Miyawaki)