5球団競合も6年間未勝利、打率.149の元本塁打王 立場危うし…正念場のパ選手たち
8年目を迎えたロッテ・平沢大河は昨季わずか13試合出場にとどまった
プロ野球は2月1日のキャンプインまで1か月を切った。選手たちは自主トレーニングに励んでいるが、2022年に思うような成績を残すことができず、今季に再起をかける男たちもいる。ここでは“背水の陣”で臨むパ・リーグの選手たちをあげる。
オリックスのT-岡田外野手は、日本一に輝いたチームの中でわずか36試合出場、打率.149、1本塁打に終わった。2005年高校生ドラフト1巡目で、2010年には本塁打王に輝いた長距離砲の復活が待たれる。
ロッテの福田秀平外野手はソフトバンクからFA加入したが、故障続きで移籍後3年間でわずか52安打と期待を裏切っている。2月に34歳を迎えるベテランだけに、今季は何としても結果が欲しいところだ。
ソフトバンクの田中正義投手は、昨季はわずか5試合登板。5球団競合の末に2016年ドラフト1位で入団した右腕は6年間未勝利で、今季はまさに勝負の年となる。同じくドラ1(2015年)の高橋純平投手も、2019年に45試合登板して飛躍の気配を見せたが、2022年は1軍登板なしだった。
楽天の2016年ドラフト1位・藤平尚真投手はキャリアハイが2018年の4勝どまり。昨季は8試合登板に終わっているが、這い上がることはできるだろうか。ロッテの2015年ドラフト1位・平沢大河内野手もレギュラーを奪えないままプロ8年目を迎えた。昨季の出場は13試合、スタメンに限れば二塁で3試合、三塁で7試合のみだった。それでも何かのキッカケで殻を破る可能性は大いにあるだけに、2023年に“新しい姿”を見せてくれることが期待される。
(Full-Count編集部)