監督の髭剃りセットは欲しい? 観戦で泥酔→“再入場”で窃盗か、最大で懲役12年超
ブルワーズの本拠地に侵入…25歳の男を窃盗罪で起訴
ブルワーズの本拠地アメリカンファミリー・フィールドのクラブハウスに侵入し、ユニホームなどを盗んだとして、25歳のジャスティン・ブロードン容疑者が起訴された。米メディア「CBSスポーツ」が伝えている。裁判所の記録によると、起訴は昨年12月14日(日本時間15日)付。
告訴状によると、ブロードン被告は昨年9月8日(同9日)に、ブルワーズ-ジャイアンツ戦のダブルヘッダーをルームメートらと現地で観戦。地元紙「ミルウォーキー・ジャーナル・センチネル」の報道では、ブロードン被告は最低でもビールを10杯飲んで酔いつぶれ、茂みの中で目を覚ましたのち、酔った勢いで球場へ“再入場”したという。
フィジカルコーチのパソコンやクレジットカード、パスポートなどがなくなったといい、クレイグ・カウンセル監督のユニホームと髭剃りセットも現場から消えていたという。さらには1982年メンバーのサイン入り45周年記念バット、ワールドシリーズのレプリカリング、アリゾナ州のキャンプ施設の鍵まで被害に遭ったとされる。
大量の“お土産”を持ったブロードン被告を見たルームメートが警察に通報。窃盗の様子は、監視カメラに映っていたという。大半の被害品を被告のアパートで回収。有罪判決が下された場合、最大で懲役12年6月、2万5000ドル(約330万円)の罰金、またはその両方が科される可能性があるという。
(Full-Count編集部)