185億円主砲の痛すぎる開幕アウト ファン酷評の嵐「またもFA契約の失敗作」
主砲ストーリーが右肘手術で開幕アウト、WBCも絶望的に
吉田正尚外野手が加入するレッドソックスは10日(日本時間11日)、トレバー・ストーリー内野手が右肘内側側副靱帯の手術を受けたと発表した。米国代表として臨む3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の出場は絶望的となった。2月中旬のスプリングトレーニングを1か月後に控える中での離脱に、ファンから悲鳴が漏れている。
通算174本塁打を誇るストーリーは2022年3月に6年総額1億4000万ドル(約185億2000万円)でレッドソックス入り。移籍1年目の昨季は94試合出場して打率.238、16本塁打、66打点、13盗塁を記録した。主に二塁手だったが、強打の遊撃手ボガーツがパドレスへ移籍。チームはストーリーをロッキーズ時代の2021年まで本職だった遊撃に回す構想だったが、いきなり崩れた。
主砲の離脱を伝える球団公式ツイッターには、ファンから「本当に酷い」「2023年シーズンから撤退するのも時間の問題だ」「酷いチームが更に悪化した」「シーズンはいいスタートを切っているね」「なぜ彼らは後退し続けるんだ」「二遊間抜きでシーズンが開幕することになるとは……素晴らしいな」「代わりにザンダーにこのお金(ストーリーの契約)を使わなかったことが本当にうれしいよ……」「デバースは契約延長して1週間さえ楽しめなかった」「役立たずのためにザンダーを追い払うとはね」「見たところ、またしてもFA契約の失敗作のようだ」などと皮肉たっぷりのコメントが集まった。
復帰時期は未定。それでも、トミー・ジョン手術よりも復帰は早いことが見込まれ、米スポーツ局ESPNのジェフ・パッサン記者は「通常であれば、手術後4~6か月離脱することになる」と、シーズン中に復帰する可能性を指摘した。地元紙「ボストン・グローブ」は「レッドソックスは遊撃手ボガーツの代わりの存在、そして打線の中軸としてストーリーを頼りにしていた。埋める穴がもう1つ増えた」と嘆き節だった。
(Full-Count編集部)