6日ぶり今オフ5度目の“戦力外” 26歳の終わらぬ悲劇に「誰か居場所をやってくれ」
ルーウィン・ディアスは12日、オリオールズから今オフ2度目のDFAとなった
オリオールズは11日(日本時間12日)にレッドソックスから左腕ダーウィンゾン・ヘルナンデス投手を金銭トレードで獲得した。40人枠に空きを作るため、ルーウィン・ディアス内野手がDFA(事実上の戦力外)となったと米メディアが伝えている。ディアスのオリオールズ入りが発表されたのは5日(同6日)で、在籍はたった6日。そしてこの2か月弱でなんと5度目のDFAだ。球団の思惑に翻弄される26歳に「哀れな男だ」「マジで気の毒」などとファンから同情の声が上がっている。
ディアスは昨年11月15日(同16日)以降、マーリンズからDFA→パイレーツが獲得→パイレーツからDFA→オリオールズが獲得→オリオールズからDFA→ブレーブスへトレード→ブレーブスからDFA→オリオールズが獲得→オリオールズからDFAと目まぐるしく動いている。米最大の移籍情報サイト「トレード・ルーマーズ」は「この目が回るような移籍の嵐はディアスにとっては混沌とした、不安な冬を生み出してしまっただろう。元プロスペクトは、メジャーでは打席にあまり立っていないが、球界一の守備力を誇る一塁手と考えられている」と伝えている。
2022年までにマーリンズで3シーズンプレーし、通算343打席で打率.181、13本塁打、出塁率.227、長打率.340の成績を残しているディアス。米全国紙「USAトゥデイ」のボブ・ナイチンゲール記者が自身のツイッターに「ルーウィン・ディアスはオリオールズから(今オフ)2度目のDFAとなり、この6週間で5度目のDFAとなった。新しくMLB記録を作ったのかもしれない」と綴ったところ、ファンは「なんてことだ」「これは本当に衝撃的」「誰か居場所を与えてやってくれ」とコメントを寄せている。
(Full-Count編集部)