前巨人ビエイラ、ブルワーズとマイナー契約 キャンプ招待選手で「競争機会を得る」
2021年に巨人で56試合に登板して19セーブ、防御率2.93をマークした
昨季まで巨人でプレーしたチアゴ・ビエイラ投手が、ブルワーズとマイナー契約で合意した。米最大の移籍情報サイト「トレード・ルーマーズ」は12日(日本時間13日)、「メジャーキャンプに招待選手として参加する」と伝えた。
ビエイラは、MLBで歴代5人しかいないブラジル出身投手の1人。2017年はマリナーズ、2018年と2019年はホワイトソックスとMLBで3シーズンプレーし、2020年から巨人入りした。「剛速球を投げる右腕は、マリナーズとホワイトソックス傘下で一時期、トップ20のプロスペクトにランクインした。力のある速球はメジャー3シーズンで平均97マイル(約156.1キロ)を記録し、時には100マイル(約160.9キロ)を超えることもあった」と評された。
巨人では2021年に56試合に登板して19セーブ、防御率2.93をマーク。2022年は9試合登板にとどまったが「3シーズン過ごした日本で随分と良くなった。2022年は怪我によって登板機会が限られたが、健康であれば素晴らしかった」と同メディアは見ている。
マイナー契約ながら「剛速球を持ち、30歳に満たないことから魅力的な存在だ。ブルワーズは、現時点で彼に特に任務を与えていないが、スプリングトレーニングで救援枠を賭けて、競争する機会を得る」と期待されている。
(Full-Count編集部)