大谷翔平はエ軍の“最高の海外FA” 米メディア選出「彼に迫る選手はいない」
大谷は2017年にポスティングシステムを利用して海を渡った
大谷翔平投手が、米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」によるエンゼルスの「過去10年最高の国際FA契約」に選出された。2017年オフにポスティングシステムを利用してメジャー挑戦を決断。投打二刀流として、2021年にはア・リーグMVPに輝くなど躍動している。
「ジ・アスレチック」のエンゼルス番サム・ブラム記者は「簡単だ。答えはショウヘイ・オオタニだ」と回答。「エンゼルスは、国際FAで獲得した選手の育成にあまり成功していないが、オオタニは明らかに例外だ。現代のベーブ・ルースだ」と絶賛した。
昨季は史上初めて投手、野手で“ダブル規定到達”。「現役で見ても歴代で見ても、最もユニークで最も才能のある選手の1人だ。エンゼルスが契約した選手の中で、彼に迫る選手はいない」と述べた。
2016年オフに結ばれた新労使協定の影響で、25歳未満の海外FA選手はマイナー契約からスタートしなくてはいけなくならず、当時23歳の大谷もその対象で“破格”の契約だった。昨年10月に年俸3000万ドル(約43億4000万円)の1年契約で合意しており「2023年に初めて大金を得ることから、オオタニは相対的に見て格安で契約した。問題は、いつまでエンゼルスでプレーするかだ」。来オフにFAとなることから、変わらず去就が注目されている。
(Full-Count編集部)