侍で大谷翔平に期待される“イチロー的”コミュ力 宮崎での食事やゲーム交流も?
他の代表選手とのコミュニケーション「とりあえず最初は全員敬語から入りたい」
WBCチケットの売り上げは絶好調だ。2月17日から予定されている強化合宿地・宮崎市内のホテルは予約いっぱいで、大谷らメジャーリーガーが強化合宿初日から参加となれば、フィーバーが起きることは確実だ。メジャーを代表するスターとなった28歳にはファンだけでなく、他の代表選手からも羨望の眼差しを向けられるだろう。
侍ジャパンが世界を制したのは2006、2009年大会。2009年大会の代表メンバーだった亀井善行氏(現巨人1軍外野守備走塁コーチ)は「イチローさんは本当にスーパースター。とにかくチームをまとめようとしてくれていた」と振り返っていた。今回の大谷にはイチロー氏のような絶対的な存在として期待されるだろう。
1994年生まれの28歳。NPB時代に同じグラウンドに立った選手も決して多くない。「とりあえず話すことじゃないですかね。まずは自己紹介からだと思いますけど。年齢も上なのか下なのか分からない選手もいると思うので、とりあえず最初は全員敬語から入りたいなと思います」。代表選手とのコミュニケーションについて、こんなことを語っていたが、大谷のリーダーシップにも注目していきたい。
○著者プロフィール
小谷真弥(こたに・まさや)1983年、大阪・大阪狭山市生まれ。埼玉・東松山市育ち。明大明治高、明大野球部を経て2006年報知新聞社に入社。地方部(富山・石川)を経て2009年に運動第一部(野球部)へ異動。2009年ロッテ、2010、11年横浜、2012年から巨人、2015年から日本ハム、2017年からメジャー担当。2019年2月からFull-Count編集部に所属。
(小谷真弥 / Masaya Kotani)