捕手転向2年で高卒ドラ1「意識が違う」 大阪桐蔭仕込みの“仕草”にファン注目
松尾汐恩は1年秋に捕手転向、2年で高卒ドラ1捕手に
DeNAのドラフト1位・松尾汐恩捕手(大阪桐蔭高)は、神奈川・横須賀市内の球団施設DOCKで順調な仕上がりを見せているようだ。球団公式ツイッターは14日に同4位の森下瑠大投手(京都国際高)とのキャッチボール動画を投稿。「松尾選手の意識が違う」とのコメントがあった。
元々遊撃手だった松尾は大阪桐蔭高1年秋に捕手へコンバート。2年夏には名門高の正捕手に急成長し、3年春の選抜優勝へ導いた。3年夏の春夏連覇はならなかったものの、「WBSC U-18ワールドカップ」に出場した高校日本代表でも正捕手として牽引した。球団が捕手をドラフト1位指名するのは名捕手・谷繁元信以来34年ぶりだった。
球団公式ツイッターは「高校生ルーキーのキャッチボールをほんの少しお届けします! 怖かったです」とコメント。投稿されたのはわずか18秒の動画だったものの、捕球後にフットワークを意識する仕草に見せる高卒ドラ1ルーキーにファンから注目が集まった。「早くユニホームで練習してるのを見たい」との声も。捕手転向からわずか2年でドラ1に成長するのは、やはり日頃の意識の高さが欠かせないようだ。