22歳の大砲コンビに覚醒の兆し 堅守巧打の“神様”も…今季期待“ブレーク寸前”選手
ドラフト9位入団の日ハム内野手が存在感を見せる
西武の愛斗外野手は、自身初の開幕スタメンを勝ち取るなど121試合に出場。主に右翼、中堅のポジションに就いた。打率も前年の.219から.243に向上。9盗塁と走塁面でも存在感を示した。今季も着実にレベルアップし、さらにキャリアハイ更新といきたい。
ソフトバンク・柳町達外野手も、左翼のレギュラーとして活躍。107試合364打席で打率.277をマークした。2023年の外野陣は、故障から復帰する上林誠知と栗原陵矢、新加入の近藤健介らを加えた激しい争いが予想される。持ち前の打撃力を生かして勝ち残れるか。
日本ハムの2021年ドラフト9位・上川畑大悟内野手は、80試合301打席で打率.291をマーク。5月に1軍昇格を果たすと、プロ初出場の試合でいきなり初安打&初盗塁を記録。9月にはサヨナラ打も放つなど、印象的な場面での活躍が光った。ついた異名が“神川畑”だ。安定感のある守備も魅力。プロ2年目となる2023年も、チームを救う活躍を見せたい。
どの選手も、規定打席に到達すれば自身初の快挙となる。キャンプインが迫る2023年シーズンでは、昨季からさらにレベルアップし、規定打席数の壁を破ることに期待したい。
(「パ・リーグ インサイト」吉村穂乃果)
(記事提供:パ・リーグ インサイト)